まず、粟生隆寛×オスカー・ラリオス
これってお互い2戦連続の対戦になるんですよね。
普通いろんな選手に平等に世界挑戦の機会を与えるために、同一カードでの連続の世界戦ってのは禁じられていて異例のことになります。
ちょっとその異例の経緯を調べてみると、前回の判定で粟生支持の声が多くWBCのスライマン会長から直接再戦の進言があったのだそうだ。
まあ確かに2-1の僅差の試合だったけど、判定は妥当な範囲内だったと思いますけどね。
軍曹的にはこの試合が決まった時は、「う~む、もうちょっと何戦かして更に実力をつけてから再戦したほうが良いのでは・・・」とか思ったりしました。
というのも前戦を見ての今回の勝敗予想ははっきり言って互角。
またどっちが勝つか分かんないギリギリの勝負かなと思ってました。
しかし、蓋を開けてみれば一方的な試合となりました。
おめでとうございます、粟生選手
でもラリオスはいつ出てくるのかと思ってましたが、最後まで力を出すことなく終わっちゃいましたね。
1ラウンド早々から粟生のカウンターが合いそうだったので、前に出にくかったってのはあると思うんですが、それにしても今回の試合はラリオスらしさが全然出ていなかった。
コンディション悪かったのかな?とか思ったくらいでした。
しかしまあ粟生も良かった。
やっぱり彼は天才型ですね。
カウンターのタイミングが良い。
でも今の実力ではまだまだ磐石とは言えなさそうですね。
パンチはやはり重くはなさそうだし、前半と後半でのパンチのキレに差が出ていたのでそのへんのスタミナもまだまだ向上さしてほしい。
あと、カウンターパンチャーではあるけども、もう少し積極的に自分から攻めていくパターンを使っても良いと思います(そうじゃないとカウンターが決められないときにポイントが取れない)
まあ兎に角ラリオスの出来に疑問はあったものの、腐ってもあのラリオスを完封したんだから胸を張って良いと思います。
今後のチャンピオン粟生のボクシングに更に期待したいと思います。
さてお次は長谷川穂積×ブシ・マリンガ
強ぇえーーっ、長谷川!
指名挑戦者(世界1位の選手)を相手に1RKOとはたいしたものです。
速攻で終わっちゃったので、あまり書くこともないんですが、試合前の情報で気になった事でも書いときましょうか。
この試合、バンタム級のリミットが53.52kg、
で長谷川はリミットに近い53.4kgでパス。
対するマリンガはリミットより1.2kgも軽い52.3kgでパス。
この階級で1.2kgも軽く計量をパスするのはやや珍しいかと思います。
で、現在のボクシングはボクサーの安全管理の為もあって計量は試合の前日に行われます。
なので、試合のときは体力回復も兼ねて計量時より体重を増やして試合に臨むのが普通です。
ギリギリの状態で計量をパスした選手と、余裕で計量をパスした選手では試合の時までに戻る(増える)体重も変わってきます。
要するに今回の試合時には長谷川とマリンガでは結構体重差が出てしまってたんではないでしょうかね?(もちろん前日計量から極端に体重を増やし過ぎても、動けなくなりますけど)
体重が違うと、パンチ力は勿論ですが、耐久力が変わってきます。
そういう意味ではマリンガは耐久力が無かったですね。
打たれ弱かった。
しかしあんだけ圧勝しちゃうと、試合で学ぶところが無さそうなのがあれですね。
ま、強いんだから仕方ないか。
次回は本人も言ってたようにもう少し長いラウンドが見てみたいと思いました。
まあ贅沢な話ですけど。
そんなこんなで、とりあえず今日は両チャンピオンに拍手っす。
んでは、股。
最近のコメント